孤独を抱きしめて死のうね

あなたの間違いはどこから?わたしは胎児の頃から。

久しぶりに気分が落ち込みしょんぼりなのでブログでも書きますか・・・

わたしが高校1年生の頃かなあ、本気で死のうと思ってね、その頃は病院に通うのも辞めてほんとうに病気が酷かった時期でさ、自暴自棄になってありえない量の薬飲んでいろんな種類の錠剤一気にアルコールで飲み込んで、そのまんま学校に行った時の事なんだけどさ。最後だしもう死ぬし登校くらいはするかーJKだしなあって思って、行きの電車もずーっと死ぬこと考えて何回も乗り換えのホームで飛び降りようとしてさ、それでもなーんかいつも通りをやってから死のうと思って授業はちゃんと受けてノートもとってさ、帰りにドーナツとかお菓子とかいーっぱい買って食べて、さて!死ぬか!と思ってもっかい薬とお酒かちこんでもうほとんど覚えてないんだけど駅のホームで飛び込みでもしようって思った時に、シャッフルで流してた音楽がさ、だいすきなバンドの人の曲がその時に、よりによって流れてくんの。だいすきでだいすきで仕方なくって、わたしにはその人が神様だからさ、しゃがみこんで乗るはずだった電車も通り過ぎてその曲聞いてその人のことしか頭に無くって。初めて会った時に言ってくれた「はじめてなんだあ、ありがとうね来てくれて」だとか2回目のときに言ってくれた「あしたくる?ツインテして来る?」とかいう他愛の話とかさあ、「結婚しよ」も「かわいい、すきだよ」も、死にますって言った時に「しぬかあ」てへらりと笑ってみせるその顔も、タトゥーも、男の人らしいごつごつとした手も、すべて諦めたみたいな目も、猫背も、思考も、アル中なとこも、じっと出来なくて話してる時ずっとそわそわ動いてる足も、ライブ中によくする 会場全てを抱きしめる動作も、誤解されやすい言葉選びも、それでもたまに見せる優しさも、好きでいる人には伝わるちゃんとした確実な愛も、抱きしめてくれた時に匂うブルガリの香水も、最初から最後までちゃんと優しくて ばいばいのときに目が合うまで手を離してくんないとこも、すぐふざけるとこも、実はすっごく脆くてよわいとこも、初めて会った時のことも最後に会った時のことも初めて目が合った時のことも、全部全部さ、フラッシュバックするの。ぜんぶごちゃごちゃになってその人しかいないのに、わたしは。この人しか。勝手に、わたしが救われてるだけで、それでもたしかに、救ってくれて、なんで、なんでこうなっちゃったんだって思うと涙止まんなくて、この次の通り過ぎる急行だか新幹線だかに飛び込もうって思って立ち上がった時、スマホ落としちゃって、ケースからその人のチェキが出てくるの。その瞬間に視界がぐらついて「ああもう、最後までこの人は、わたしのことを掻き乱すんだな、最後まで、わたしの人生に出てくるんだ。」って思うとなんか力抜けちゃって。急に馬鹿らしくなっちゃって。その場にべたって座り込んで、ずーーーっとチェキ握りしめてた。その後すぐに通ったわたしが飛び込むはずだった新幹線も、座り込んだわたしを避けて通ってくサラリーマンも、なんかぜーんぶ嘘みたいに当たり前でさ。普通の顔してんの。そしたらもうなんか死ぬことも馬鹿らしくなって、てかまだ生きててもいいかなって、この人が死ぬまでは生きててもいいかなって思っちゃってさあ。また救われちゃった、勝手に。

なんで死にたかったのかももう覚えてないし、断片的で補足してる部分はあるけどわたしまだ生きてるし、その人も生きてるしまだだいじょうぶかもね。ほんと、こういうわたしみたいなダッサイ奴ってしぶといんですよ。クソだせえ生き方しかできないから。

ぱきって登校とか出勤だとかも当たり前でさ、穏やかになりたい大丈夫になりたいって言ってる割には刺激を求めちゃう馬鹿で雑魚な部分、早くどうにかしなきゃいけないのかなあ。でもねえわたし、絶対につまんない女にだけはなりたくないんだ、絶対に。それでも孤独と一緒に生きていけるくらいの余裕は欲しいし、強くなりたいし、弱さなんて男転がすためにチラ見せするくらいでいいんだよ。本質の部分なんて、だれにも見せない。わたしだけがわたしを肯定し、理解し、破壊する権利がある。

絶対に、もうわたしは、死ぬのを失敗したくない。

 

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